2022年4月から期間限定でヘッドマークを公募デザインで掲げることになり、幼児・小学生・中学生・一般の4部門で8つのデザインが選ばれた。その一つのデザインとして私どものデザインが採用されたのでご紹介したい。
運転区間が仙台~新庄であることを考えると宮城県要素と山形県要素を含めたいということで、「奥の細道湯けむりライン」という陸羽東線の愛称にちなんだ両県の共通要素である「温泉」を表現しつつ「湯」の文字を作り、それにプラスしてそれぞれの県の特徴的要素を添えたデザインとした。実際、鳴子温泉だけでなく赤倉温泉・瀬見温泉など多くの温泉地が沿線に存在する。
宮城色は伊達政宗のシンボルである三日月形、そして鳴子こけしの顔で表現。山形色はアユ釣りで知られる清流小国川をデザインした。列車名のフォントは国鉄特急イラストマークに準じたフォント、「快速」の文字も国鉄方向幕書体に倣った形状になっている。
枠の円形が赤と黄色になっているのは現在陸羽東線で使用されているキハ110系の車両たちのカラーでありひいては鳴子峡の紅葉をイメージしたカラーでもある。
【HM登場】2022年5月22日
【HM引退】2022年6月26日
(期間限定)
【HM使用期間】1か月