東北地方のJR路線唯一の直流電化路線・仙石線。そこには首都圏で活躍した車両の第二の人生が存在する。2020年現在、205系電車が活躍中だが、その前には103系が活躍していた。実はその通勤型電車の旧・スタンダードスタイルに愛称幕式のヘッドマークが存在したのだ。それが仙石線快速「うみかぜ」号である。当初はアクリル板での表示だったという。
デザインは寝台特急日本海のHM・TMに見られるような形の波と、同じく寝台特急あさかぜ号のが是の形状をミックスしたようなイラスト。とても地方路線の快速列車とは思えないほどの力の入れようであった。
ちなみに、E231系が遠くないうちに投入されるかもしれないとの情報もあるが、現時点では明確な発表はない。
【HM登場】1988年3月13日
【HM引退】2004年10月15日
【HM使用期間】16年7か月(途中、デザイン変更期間あり)