寝台特急さくら号のヘッドマークは多くのバリエーションがあるが、ブルートレイン・ブーム真っ只中のマークと言えばこれかもしれない。中央に大きな白い桜の花が描かれていて背景がかわいらしいピンク色のヘッドマークだ。
このHMの登場時期については調査がかなり難航している。というのも、その前にレギュラーだった通称「小桜」の使用が1962年まで見られているのだが、1961年5月ごろにはこの大きい桜のヘッドマークが使用されていた記録が存在するため、併用期間があったと思われるためだ。交代でない場合は、併用期間の長さがどれほどだったのかをどんどん検証しなければならず、現在も継続中である。なお、EF66牽引に変更される前と言えば通称「赤桜」がよく用いられていたようだが、こちら「白桜」も使用を終えていたわけではなさそうで、こちらも調査継続中だ。
【HM登場】1961年ごろ?
【HM引退】遅くとも1985年3月14日
(調査継続中)
【HM使用期間】