機関車に取り付けられる寝台特急のヘッドマークと言えば通常は「金属板にデザイン」されたものであるが、この点で唯一無二の存在となっているヘッドマークが存在する。行灯型(あんどん型)と呼ばれる、内側から照明で発光して輝くタイプのヘッドマークである。
寝台特急あけぼの号のヘッドマークはバリエーションの多さで際立っているのだが、その中でもこの行灯型はごく限られた期間だけ存在し、数少ないDE10牽引時のヘッドマークであるため、さまざまな意味でレアもののヘッドマークなのである。
【HM登場】1990年9月1日(陸羽東線経由開始)
【HM引退】1997年3月22日
(翌日から経路変更)
【HM使用期間】6年6か月