寝台特急瀬戸号は1972年に同名の急行から格上げされた列車だが、ヘッドマーク冷遇期にもかかわらず、東京口のブルートレインにはHMが存在し続けていたことから、登場時から掲げられていた。
瀬戸内海の島影と、海原の白とグレーが美しい。モノトーンで描かれたそれらの部分は描かれていない「月明り」の想像をかき立てることから一層夜行列車にふさわしいデザインとして輝いているように思う。
【HM登場】1972年3月15日
【HM引退】1998年7月10日
(その夜からサンライズ瀬戸に交代)
【HM使用期間】26年3カ月