デビューしてから気動車化されるまでのわずか2年2か月の活躍だった特急はつかり号のこのヘッドマーク。しかし、上野~仙台(常磐線経由)はC62、仙台~盛岡はC61、盛岡~青森はC61とC60の重連ということで全区間SLに装着されたのがこのHMなのだ。表定速度が60km/hほどという、新幹線時代の今では考えられない鈍足特急だったが、愛称のイメージとはぴったりだったのかもしれない。
※ もう一種類のHMデザインはこちら⇒SL時代の特急はつかりHM(いぶし)
【HM登場】1958年10月10日(台風により予定より10日延期して)
【HM引退】1960年12月9日
【HM使用期間】2年2か月