新特急ホームタウン高崎号のヘッドマーク。上部に「新特急」と明記されている。実はこのマークを調査すると謎が深まる発見がある。というのは、「新特急」の部分が「特 急」と記されたものがみつかるのだ。それらはどうやら鉄道まつりなどのイベントで見られているらしい。
それにしてもホームタウン高崎号は新特急として生まれ、新特急の呼称が廃止される直前に姿を消した列車。したがって、わざわざ「特 急」表示に変更する理由が見つからないのだ。
それで、ここからは単なる予想ではあるが、2002年12月以降もこの名称のまま走らせるつもりで、用意していたさなかに、「特急あかぎ号に編入してしまおう」という案が出てきたのではないかということ。そうであれば、知る人ぞ知る幻のヘッドマークとしてイベントでのみ登場するのも納得がいく。
さて、新特急ホームタウン高崎号のヘッドマークには2種類あり、背景が黒いこちらのマークは新宿発から遅れること約4年、上野発で設定された新前橋区の車両だった。
そして明るい水色の背景のものは1993年の新宿⇒高崎でのホームタウン高崎号登場当時から使用されていた田町区の車両だ。
【HM登場】1997年10月1日
【HM引退】2002年11月30日
【HM使用期間】5年2か月