寝台特急あけぼの号はかつて、山形新幹線の工事が始まる前までは奥羽本線経由の寝台特急として活躍していた。それはつまり福島までは東北本線を北上するということであり、その途中の黒磯までは直流電機EF65形1000番代(65PF・田端)が牽引するわけだが、その先頭を飾っていたヘッドマークがこちら。
21世紀に見られていたマークと比較すると明らかに文字が太い。そして水平ラインがグラデーションになっている。ただ、この水平ラインについてはオレンジ単色のものも存在したようで、使い分けがされていたのか、時代分けがあったのか、定かでない。
ちなみに、列車の登場から1975年のHM省略時までの間、あけぼの号にもヘッドマークはあったのだが、この太字ではなく細い文字のタイプがEF65PFの先頭を飾っていたようだ。
【HM登場】1984年10月14日
【HM引退】1997年3月22日
(翌日から寝台特急鳥海の経路に)
【HM使用期間】12年5カ月