北海道の電車特急のパイオニア、特急いしかり号。485系1500番代という特別車両で挑んだ北海道の極寒と豪雪。敗れ去ったイメージが強いが、その成果あって次代の電車開発が行われ、札幌圏の今があると言って過言でない。
デザインは曲がりくねった石狩川の形状を図案化したもの。現在の石狩川はこのイラストほど曲がりくねった印象ではないが、本来の形状はまさにこの通りの印象だった。この特急いしかり号が活躍していた当時はもうすでに河川工事が行われた後ですっきりとショートカットした、流れの良い川になっていたようだが、道民にとっての石狩川のイメージはこのままだったということかもしれない。
余談だが、元々の石狩川は現在も茨戸川として存在している。
【HM登場】1978年10月1日
【HM引退】1980年9月30日
【HM使用期間】2年0か月
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