【作業②】カッティングステッカーを貼る

カッティングステッカー貼り方

切り文字に限らずですが、ステッカー施工は「前準備」がカギを8割くらい握っています。それでこのページでは「前準備」と「貼り付け作業」を解説します。 ⇒かすとりとアプリシートについてはこちら

◆ ステッカーを貼る前の下地処理

  ● まずは普通の洗車
  ● プレソルベント液で
  ● コンパウンドで⇒  下地がつるつるになってしっかりステッカーが密着します
  ● 再度プレソルベント液⇒  さっと拭き上げることでコンパウンドの成分を除きます

-◆- 作業に必要なもの -◆-
・ プレソルベント(うすめ液)
・ 自動車用コンパウンド
・ ウエス 3枚

● 普通の洗車

サンプルとして、古いステッカーを剥がし途中の、しかも糊が残っているボディーをご用意しました(笑)

⇒  泥や細かい砂埃などはステッカー施工作業の大敵です。よく落として水分も取ります。
古いステッカーを雑にはがした車

● プレソルベント液で汚れや油分を取り除く!

⇒  プレソルベントは溶剤系の液体で、しつこい汚れ油分と同時に静電気も取り除く効果があります。

ウエス(1枚目)にプレソルベント液を少し染み込ませて軽い力でなでるようにボディーを拭きます。

プレソルベントで拭く

● 第3弾はコンパウンドで!

コンパウンドで下地処理

自動車用コンパウンドは、汚れがとってもよく落ちます。でも、強くこすると塗装を少しずつ削ってしまう難点があるので慎重に使います。「超ミクロン」とか「鏡面仕上げ」とか書いてある、とにかく仕上げ用の超微粒子のものがいいですね。

すでにプレソルベントで汚れの大半は落ちていますからウエス(2枚目)に付けて本当に軽く磨く程度で十分です。

豆粒大のコンパウンド

指で触ってみて、ザラザラ感がほとんど感じられなければOKです。もし何となくザラザラしていればもう少しだけ軽く磨いてみましょう。くれぐれもやりすぎに注意しましょう!

● 最後にもう一度プレソルベント液!

コンパウンドの微粒子成分とともに油分も残さないために、もう一度プレソルベントで拭き上げましょう。ウエスは(3枚目)を使用する方がいいですね。

コンパウンド成分が残らないように

しっかり綺麗になった部分はむやみに手で触ったりしないようにしましょう。

◆ 貼り付け位置の決め方と目印

● どうやって貼り付け位置を決めるか・・・

アプリ済の切り文字ステッカー

-◆- 作業に必要なもの -◆-
・ アプリ済のステッカー
・ スキージ(プラスチックへら)
・ マスキングテープ
・ 水平器
・ バランス感覚(笑)

● ボディーにステッカーをあてる(そえる)

ステッカーをボディーにあてる

頭の中でシミュレーションしたものでも、実際にあててみると「こんなところに鍵穴が!」とか「プレスラインのせいで変な感じ」なんてことが度々生じます。ですからよーく確認して決めてください。周りとのバランスや、目の錯覚による印象の狂いなども含めて慎重に決めていきます。

とはいえ、次の作業「仮止め」までは気楽に、適当にやって大丈夫です

● テープで仮止めしていこう!

マスキングテープで仮止め作業

ここでは、画像で見やすくするために黒のビニールテープを使っていますが、マスキングテープの方が断然使いやすいと思います。この仮止めは、貼る位置のバランスを、角度を変えたり少し離れたりして見るための仮止めですから、何度も位置を変えて貼ったりはがしたりを繰り返します。だから粘着が弱くなったら必要に応じてさらにテープを使って下さい。

仮止めその2

仮止めテープは少なくとも左右の両角に貼りましょう。ここまでは、気楽に、適当にやっても大丈夫。

ここから先、ちょっと繊細さやバランス感覚を必要とする部分になっていきますよ~。

● まずは水平ポジションが基本

いろいろな要素でバランスを考えるとはいえ、基本となるのはやっぱり水平ポジションです。それで水平器を使って確かめながら仮止めしなおしてみましょう。 もし、左右の上の部分にマスキングテープで仮止めしているのなら、どちらか一方を動かせばいいですね。蛇足ですが、水平器というのは液体の中の空気の粒が真ん中に来ていることで水平であることを確かめる道具ですね。水平器で確認して仮止め

ボディーのデザインで「水平でないプレスラインがある」という時には、目の錯覚がおきて「水平の配置がなぜか歪んで見える」ということがあります。そんな時は少し離れて見てみて自分の感覚でバランスを決定していくといいでしょう。

● 施工の角をしっかりと決めよう!

マスキングテープで角を決める作業

ここでは、画像で見やすくするために緑のテープを使っています。通常はマスキングテープで大丈夫です。

実際に張り付ける作業を始めると、仮止めテープはあまり役に立ちません。思いがけずはがれたり、裏紙(ハクリ紙)をめくるときには邪魔になったりするからです。

そこで役立つのが角決めマーク。位置が分からなくなっても、とにかくそこに合わせ直せばOKですから。

角決めその2

角決めマスキングテープは左右上下の角、4か所に貼りましょう。(四角形の場合です)

《参考》円形など、角を決められないものの場合。おすすめなのはダーマトーグラフという色鉛筆の一種です。縁をなぞるようにして 貼り付け面に印をつける方法や、もっと簡単で効果的なのはちょうど写真の黒いビニールテープと同じ向きで、アプリ紙からボディーにかけて線を付 ける方法です。

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◆ カッティング・ステッカーを貼る!

  ● ハクリ紙を10~15㎝くらいめくってしっかり折り目を付ける
  ● 目印通りに合わせて貼り始める
  ● 複数の目印を確かめよう!

● ハクリ紙をめくって折る 

ハクリ紙を端から少しめくる

 アプリ掛けの項目でも最後にお話ししましたが、切り文字ステッカーのすべての部分がしっかりアプリ紙にくっついているかどうか、まず確かめましょう。でも、全部剥がしてしまわないように、半分剥がしては戻し、反対側から半分剥がしては戻し・・・とするのがいいです。

こうして準備が出来たらいよいよ貼り付けなのですが、まずハクリ紙を10cm~15cmくらい(貼る側から)剥がして折り目を付けます。これをしないと貼り付けようとしたときに全体が浮き上がって作業しづらいからです。

切り文字ステッカーのハクリ紙を剥がして折る

しっかり折り目が付くくらい折り曲げたら、まだ剥がしていない部分の裏側にもぐりこませるようにして整えます。この写真でいうと、一列目の文字「KAI」の部分のハクリ紙を剥がして「HON」の文字の裏側にもぐりこませるというわけです。

この段階で、仮止めテープ(写真ではすでに剥がれている方の黒いテープ)はもう不要ですので、外してしまってもいいです。

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● いよいよ貼り付けを開始!

ステッカーの角を目印にあてる

 位置決め作業でつけた角のテープ(写真では緑色)にしっかりと合わせて貼り始めます。

「このあたりかな」と思ったら指で軽く押さえますが、この時できるだけ切り文字でなく「アプリ紙のみの部分」を押さえてください。

そうして、全体が傾いていないかをもう一度確認して、大丈夫なら文字の部分も含め、もう少し広い範囲を指でなでて押さえます。

スキージで圧着開始

 これでもう後戻りできません(笑)。

ここでスキージの登場です!切り文字ステッカーの圧着を思い切ってやりましょう。一文字一文字、空気が入り込まないように(入っていても押し出すように)力強く押し進めます。

もちろん下の行もおなじようにしてしっかり圧着していきます。すべての行が圧着出来たらハクリ紙をさらに15cm~20cmくらいめくります。

ハクリ紙をさらにめくって圧着

この時に大切なのはピンと引っ張りながら、左隅マーク(写真では緑色のテープ)に合っているかどうか確認することです。

ただし、指先一か所に力が入りすぎると、破れてしまうこともまれにありますから、力の入れすぎには気を付けてください。

ハクリ紙は全部はがして・・

 先ほどと同じ手順で半分以上のエリアを圧着出来ました。

ここまで来たらもうハクリ紙を全部剥がしてしまっても差し支えありません。ただし、切り文字ステッカーの粘着面は触らないように気を付けてくださいね。

写真のように、だいたい上下の中間くらいの、アプリ紙のみの部分を持ちながら、最後の圧着作業を行なっていきます。

切り文字ステッカー全体を圧着

貼り付け完了目前です。一つ一つしっかり圧着しましょう。
写真ではほんのちょっとシワができていますが、文字の部分じゃないのでこれは許容範囲ですね(笑)。

● 最後はアプリ剥がしです 

アプリ紙はこれでお役御免!しっかり圧着してあれば切り文字ステッカーがアプリ紙にくっついてくることはありません。それぞれの粘着力の差が計算されていて、ちゃんと施工できるようになっていますから、安心して剥がしていけます。

とはいうものの、手荒にはがすと稀にくっついてきて破れたりしますから、慎重さは忘れちゃいけませんよ。

ステッカーマーキングの完成! 完成です!!!お疲れ様でした!

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